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春夏秋冬 ZAKKANブログ

               本・映画・音楽などの雑感 最近は本・育児話、日記にかたよりつつ…
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  [ 夏にぴったり!『サウスバウンド』 ]

2010-08-20(Fri) 23:07:30
またまた読みました。

私はこれで奥田作品8作目。

サウスバウンド

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)
(2007/08)
奥田 英朗

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サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)
(2007/08)
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実は先日読み途中だった『最悪』は、

ちょっと暗めでなかなか進まず、いったん横において

楽しそうなこちらを先に読みました。




久しぶりの長編で、最初はなんだかいまひとつ乗り気になれずに

読んでたんだけど、上巻の途中あたりから、どんどん面白くなってきて

後は時間があればひたすら読んで、読んで、長編の割には早めに読了。




変な家族のお話を12歳の男の子の視点で書いてるんだけど、

実は私は昔から変な家族のお話が大好き。

江國香織の『流しのしたの骨』とか、川上弘美の『光ってみえるもの、あれは』とか。

変な家族といっても、みな仲良しなところがよいの。




こんなお父さん、いたらめんどくさくてしょうがないけど、

こういう、自分にはできないことを

堂々とやっている人を見るのは

とてもすがすがしくて、かっこよくて、

こんなお父さんを持つ二郎くんが少しだけうらやましかったりする。

(と思えるのはラストまで読んだからで、途中まではなんじゃいコイツは~!って感じ)




例えば不良中学生に目をつけられちゃった主人公二郎君への

アドバイスはこんな。


「頭はやめとけよ。鉄パイプでうしろから闇討ちする場合だ。
頭はもしものときがあるからな。おれのお薦めは膝の裏側だ」

「あるいは落とし穴っていうのもいいぞ。漫画みたいだと人は馬鹿にするが、
落ちた時のショックは本当にでかいんだ」


とか。

ちょっと、というか、だいぶ変わってるのです。

が、最後まで読むとね。いいこと言うわけです。



≪「二郎。前にも言ったが、おとうさんを見習うな。おとうさんは少し極端だからな。
けれど卑怯な大人にだけはなるな。立場で生きるような大人にはなるな」
…中略…
「これはちがうと思ったらとことん戦え。負けてもいいから戦え。
人とちがっていてもいい。孤独を恐れるな。理解者は必ずいる」≫




全体としてはやっぱりむちゃくちゃな人だけど、

ところどころはっとするようなことを考えていたり、言ったり。

そんなお父さんを取り巻く家族や周りの人々のキャラも

いろいろいておもしろいの揃い。




西表島や石垣島が登場するので、「夏休みの読書」としてもぴったり。

すがすがしくて、とても楽しめる小説でした♪


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読んだ本。読書1(小説)TB : 0CM : 0
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