いやー、何年かぶりで
伊坂幸太郎を読みました。
『
ゴールデンスランバー』
っていうか伊坂ファンの割に、読むの遅いだろーっていう突っ込みはさておき。
(以前手に取った時は妊娠中で、小説読書欲がゼロになっていた)AMAZONにあった、内容紹介はこちら。
≪俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている?
首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、
国家的陰謀から逃げ切れるのか? ≫まぁ、こういう話なんですが。
途中からどんどんやめられなくなり、
ため息ついたり、ホッとしたりしながら、
どーなるのー!? どーなるのー!?と、一気読み。
これ、ネタばれしたら、ほんっと意味ないんで、
私が涙が出ちゃったラストについて、
詳しい内容は何一つ書けないんだけれど。
人間、まっというに生きてれば、分かってくれる人はいる、
と希望が持てたし、
かっこ悪くても、何があっても、やっぱり
生き抜いていくことは大事だ、
と思った。
伊坂氏の本はいつも、いろんな会話の断片が、
後から後からじわじわと効いてきて、
ここに伏線がー!とか、
あの時の会話がこれになったかー!とか
ホント気持ちよく、裏切られたり、納得できたりするんだけど
今回もそれが満載。
最初の伏線を再度確認すべく、今からまた読みなおしたい気分。
サイコーです。
スポンサーサイト